せんげん台には富士山が二つあるのはご存知でしょうか?
ひとつは、せんげん台の地名の由来説もある浅間神社の中にあります。
もうひとつは、一般市民のお宅にあるというから驚きです。
富士塚と言われる小さな富士山です。
富士信仰では、1年に1回くらいは富士山に登ります。
信者の2割くらいは富士山に行きますが、お金がないとか忙しいとか、理由があっていけない人は、近くに富士山を作って、そこに神様を祀って、行った人に持って帰ってきてもらった溶岩を置くなどして参拝します。
Aさん宅の富士山
富士塚はだいたい全国の浅間神社にあるものですが、個人宅にあるのは非常に珍しいケースです。
かつて、このお宅のご先祖様が先達(せんだつ)を務めていたそうです。
神社神道を引っ張っていくリーダーだったので、自分の屋敷に富士塚を作ったのでは、と言われています。
注釈:現在は参拝等は行っておりません。私有地につきご訪問等はご遠慮ください。